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書きたくなったら、また書くのです。

進水式と鶏肉飯

この2年一番手をかけてきたプロジェクトが一区切りついて、台湾のローカルニュースに載ったのでちょっとご紹介。

自由電子報 - 《近十年罕見》日本下單 「阿里山之花」 下水

ここまで来るのになかなか手がかかった案件なので、ほっと一息。このところ殆ど家にいない生活だったので、これで一区切りつくかな?
さて、台湾の飯というのは、派手さに欠けるけど日本人の口にはよく合う。他の中華圏と異なり、安いものから高いものまで何でもうまいのが台湾。B級グルメはランチの友、僕のお気に入りはこちら、鶏肉飯(じーろーふぁん)。

普通盛り1杯25新台湾ドル(約75円)、大盛り50新台湾ドル。盛りが小さいので、普通の成人男子なら大盛り。
一緒に映ってるのは魚肚丸湯、魚のすり身入りスープ。こちらもなかなかでした。

小林鶏肉飯
台湾高雄市苓雅區六合路47號
Tel 07-224-7934
高雄市の六合路と和平一路の交差点の角あたり。
高雄捷運(地下鉄)橘線の「文化中心」駅から歩いてすぐ。
営業時間 9時半〜14時と、16時半〜20時、日祝休

出張のご褒美。

家庭を顧みず出張が続く日々。秋は毎年そう。
香港→下関→台北シンガポール→香港→福岡→今治→東京→香港、みたいな。「大東亜共栄圏を彷徨ってるな」と言われましたが、たしかに。
で、久々の東京出張。たった一日だけど、自分向けのご褒美はこれ。

人形町・芳味亭さんの「洋食弁当(上)」。2,350円也。カニコロッケかカツが選択可能。今日はコロッケ。お座敷に一人で座って喰ってきましたよ。美味。
で、それから息子向けのご褒美約50kg(一部家内向けご褒美含む)と共に帰港。チェックインカウンターのお姉さんが「うーん、追加料金請求しようかな、どうしようかな」みたいな顔してましたが、笑顔で追加料金ナシで切り抜け。

芳味亭
〒103-0013
東京都中央区日本橋人形町2-9-4
03-3666-5687

    1. +

お祝いメッセージたくさんありがとうございます。
一つ一つお返事してなくてごめんなさいな。
なれぬパパ業、がんばっております。こんな感じで。

あれから20年。

今から20年前、昭和の去った日本は、バブルの熱気で沸き返っていました。
そして、その広場は、また違った熱気で沸き返っていました。
日々ニュースは、集まり続ける若者たちの姿を、伝えていました。

第一報が飛び込んできたのは、1989年6月3日。土曜日の真夜中でした。

今、この広い国の若い人々は、そんな事実があったことすら、教えられていません。あれは、無かったことになっている、と言っても、過言ではないでしょう。

この10年間、この国を沸き返らせた景気は、去っていきました。
この国が今後どうなるか、わかりません。この国の若い人々も、どこへ行くのか、わかりません。
彼らもいつかは知る日が来るでしょう。いつかは、知らなければならないでしょう。

そして、知ることができる立場にいた我々が、忘れてはいけないのではないでしょうか。

解放前。

ちょっと前の話だけど、一週間の監禁生活が終わる2時間前の、Metropark Hotel 前。

先週は蛇口港*1でも隔離騒ぎがあり、日本人も沢山巻き込まれました。同じフェリーに感染疑い例が一例でもあると、全員監禁。徹底してますな、中国は…。

*1:お隣中国・深セン市の港。香港からのフェリーが着く。

辣子鶏。

「辣子鶏(らーずじー)」という料理がある。四川料理の一つで、麻婆豆腐とか、回鍋肉(ホイコーロー)並に一般的な料理。鶏の唐揚げなのだが、唐辛子と花椒が目一杯効いていて辛いことこの上なし。
辛いモノが原則苦手な僕は、どれを喰っても違いはあまりわからないけど、周りにいる辛いモノ狂いに言わせると、店によって色々違いがあるんだとか。
やはり辛いモノが得意でない香港人*1の間でもあまり四川料理は人気が無い。なので、当地の四川料理レベルは決して高くないが、最近その辛いモノ狂い達から高い評価なのは、ハッピーバレーの「駿景軒」。ここの麻婆豆腐も辛い。それは僕も旨いと思うけど、辣子鶏もかなり人気で、最近の社内昼飯レパートリーで、俄然上位に進出。こんな感じ。

鶏の唐揚げに唐辛子が混ざっている、というよりは、唐辛子の山の中から、唐揚げを探し出す、という表現の方が正しい。昼からこんなの行ってたら、ビール飲みたくなるって…。夜はこれまた激辛の火鍋がみんなのお気に入りですが、僕はすぐ腹具合に来るので、ちょっと勘弁して欲しいっす。

駿景軒(Golden Valley - 英皇駿景酒店内)
The Emperor (Happy Valley) Hotel
No.1 Wang Tak Street, Happy Valley, Hong Kong
TEL 2961 3330

*1:香港人の常菜である広東料理は、辛い調味料を多用しない。むしろ甘め。

隔離中。

香港のホテルを1週間「封鎖」、新型インフルエンザ感染判明で(CNN)

昨日、こちらで言うところの「猪流感」、つまり新型インフルエンザに感染しているメキシコ人旅行者が確認されちゃった香港。早速彼が泊まっていたホテルが完全封鎖、宿泊客も含めて全員隔離されてます…。SARSの苦い経験がまだ記憶に新しい香港、ホテルの経営とか泊まっている客の事情などは問答無用で即全館閉鎖のうえ1週間禁足。その辺は市民も「仕方ない」「当然」という感覚で受け止めてます。たまたま泊まってた人は不運としか言いようが無く、ちょっと可哀想だけどね。

ちなみにこの「灣仔維景酒店(Metro Park Hotel Wanchai)」は、なかなか手頃な中級ホテルで、ウチでも若手の出張者ならここもあり得る、と言うホテル。最近使ってなかったけど、出張者がいたらめんどくさかったな〜。我がオフィスより徒歩10分。

写真は写りが悪いけど、会社から自宅までのバスの中から一枚。警察と、完全防備の衛生署の人たちががちっと取り囲んで虫一匹這い出させない。で、廻りをマスコミが遠巻きに、みたいな。
やれやれ。アジアの人の動きのハブである香港だけに、いつかは来ると思ったけど、早かったなあ。こうなったらしっかり封じ込めてもらわないと。頑張れ香港政庁。